ラヴシュカ10周年企画
今年、2017年2月7日を持ちまして、当サイト「ラヴシュカ」は10周年を迎えました。ひとえにみなさまのおかげです。ありがとうございます。
はじめた当初は本当に軽い気持ちではじめたサイトが、まさか十年も続くとは。ここ数年、本当に更新頻度は激減してしまいましたが、それでも小説を書くという趣味が続くとは。

こんなに長いこと文章をかいておきながら、こういった改まった気持ちを書くのは本当に苦手で……ここまで続けられたのはひとえに、読んでくださって、感想だけでなく、私の文章が好きだとまでおっしゃってくださる方々のおかげなので、感謝の気持ちを表したいのはいっぱいなんですが、本当に難しい……

ギアスの頃のように、しょっちゅう量産していたのと、今見たいに必死に考えながら年に10本あげられればいい方の今、一体何が違うんだろう。さっぱりわからない。
でもサイトを始めた2007年より、今のほうが絶対に文章はうまくなってると思うし、もう少し人の心を動かせるような話をかけているのではないかな……と、自分の小説を見返しておもいます。
この十年、通ってくださっている方には、その辺の変化は私よりもわかってしまうのかな。
あ、あと大人になりました。この十年で成人もした、と……いやあ、十年って大きいな。

今YOIというジャンルにハマりにハマって、スランプから脱し、自分の基準ではハイペースに小説をかけている、それに加え10周年という節目を迎えられている今、普段こんなことはやらない、というかできない私ですが、せっかくなのでリクエスト企画というものをやります。

リクエスト企画ですよ。サイト文化がふうかしてだいたい支部に移行してしまっている今、ほぼ死語のようなあれです。
せっかく10周年なので、「10」にちなんだお題をいただければ、私なりに解釈して書いてみたいです。ジャンルはこのサイトで過去書いたものならどれでも。「10」を「じゅう」「てん」「とお」「いちぜろ」どのように解釈されても結構です。
あと、リクエストってハードル高いですよね。わかります。なので、こちらの「お題箱」というものから送っていただければと思います。
匿名で送れますし、挨拶も、感想もいりません。大丈夫。ハードル高いですよね。めっちゃわかります。私も人に感想とか送るの、とってもとっても緊張するし、緊張しているうちに結局挫折したりします。

なんというか、こういう書き方をするとわがままに思えるかもしれませんが、私は単なるリクエストが欲しいというよりは、わざわざこんな企画に参加しようという方の考えかたを知りたいんです。
この十年でいただいた感想の中で、嬉しいものはたくさんあります。そして一年に一回くらいは、かならずこういったコメントをいただきます。私の文章は「どこか異常で、でも神聖で侵し難い関係」「キャラクターの距離感」「やわらかい雰囲気」を持っていて、独特だ、というような。
これが、どれだけ嬉しいことか、みんな知らないんだろうな。って思ったりする。
そうなの。私それが書きたかったの。かけてた?というかそれを読み取れるあなたがすごいのでは?そう、まさにそれを、それを書きたかった。それを汲んで欲しかった。
そういう喜びが、一年にたった一回訪れるだけでも、私はサイトを続けていこう、サーバーにお金を払っていこうなんて思えるわけです。

うぬぼれでしょうか。ここに通ってくださる方は、少なくとも私が表現しようとしているものに共感してくださってる人たちですよね。そういう方は、いざ私にお題を投げかける時、どういうものを思いつくんだろう。

……と、考えたわけです。長いけど、だいたいこんな感じ。なのであえて、私の方からもお題を設けました。

「10」

これを見て、これを読んでくださってるあなたは、何を思いうかべたんだろう。ぜひ私に、それを解釈させてください。


リクエスト先:http://odaibako.net/u/asaka_onice
お題:「10」
名前不要、挨拶不要、感想不要、ただリクエストだけでOK。
例:青エクの誰か、お昼を食べる話、「銃(じゅう)」 とか。ヴィク勇で、「添(てん)」、暗めの解釈とか。あなたがサイトにアップしているうち「10」本の小説、お気に入りのものの裏話をあげてくれ、とか。ほんとになんでもいいんですよ。
「10」の部分がどれか、「」で囲ってくれると嬉しいです。
2018年の2月7日まで。

くるかな?こないかな? 何も来ても、来なくても、どうせ私は小説を書き続けるので、どうぞお気づかいなく。でもよかったら、あなたの頭の中、みせてください。


麻華